伊勢神宮の暦 神宮暦とは

 

神宮暦とは

神宮暦とは伊勢神宮から発行される暦のことです。神宮大麻だけでなくこの神宮暦も全国の家庭に頒布されています。

この神宮暦ですが、昔神宮の御師(伊勢神宮近辺で参拝の案内や宿泊の世話をしたり、参拝者のためにご祈祷をする人達で、「おし」、「おんし」といった読み方をします。)が地方に行ってお祓いをしたりしたときに合わせて配っていた「伊勢暦」にそのルーツがあるようです。

伊勢暦の歴史

伊勢暦ですが寛永8年(1631年)に森若大夫安豊という人が翌年の暦を刊行したのがはじまりといわれています。

他の暦と違って朝廷から原稿を拝領した神主さんから御師に下げ渡されたもので当時としてはたいへん貴重でありがたいものであったようです。

内容について

現代と違って昔は人口に占める農業漁業の人口が圧倒的に多く、種まきの時期や耕作の時期を知るために暦で季節を知るということは大変重要なことでした。

このことから神宮暦には気象や農業の情報がこと細かに記載されており、農業、漁業関係者に愛用されています。

神宮大暦と神宮暦

神宮の暦には神宮大暦と神宮暦の2つがあります。内容を少し紹介しておきます。

・神宮大暦
一ヶ月を見開き2ページで記載してあります。

日次(ひなみ) 1日、2日と日にちです
七曜 曜日です
干支(十干十二支) 甲子 乙寅 など
通日 1月1日からの日数
日の赤経 春分点を基準として測ったその日の正午の赤道上の日の経度
日の赤緯 赤道から北か南に測った、正午における日の緯度
日の出、日の入り 東京で太陽の上辺が地平線上に見える時刻
日の南中 東京で日の中心が子午線を通過する時刻
昼間 東京での日の出から日の入りまでの時刻
月齢 直前の朔から各日の正午に至るまでの時間
月の出、月の入り 東京で月の中心が地平線上に見える時刻
満潮干潮 東京芝浦における満潮干潮の時刻

といった項目がありますが、このほかにも各地の日の入り日の出、「日食」「月食」や二十四節気、主な神社の例祭日と所在地などが記載されています。

毎月1日16日に関しては夜明け日暮れ、出入方位、南中高度、視半径、距離といった記載があります。

・神宮暦の場合は巻頭の見開きに国民の祝日、神宮祭典日、日食月食、二十四節気、雑節、朔の日、各地の潮時の平均改正数が記載されています。

本文は神宮大暦と同じく一ヶ月が見開き2ページで記載されています。

項目は

・日次

・七曜

・国民の祝日

・祭日

・節気

・雑節

・干支

・月齢

・旧暦

・月出月入

・満潮干潮

・農作業の目安

などがあります。

巻末には最近100年の年代表や主要事項の解説、年中行事や神棚のまつりかた、日曜表などが記載されていて興味のある人はかなり楽しめる内容となっていると思います。

神宮にお参りした際や、年末に神宮大麻を受ける際は是非チェックしてみてください。

 

 

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